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迫力のある重さ。

今日は暖かいを通り越して、暑かったですねー。
駅まで走って降りたら、汗がドッと吹き出しました。
電車に乗ってる30分ほどの間、汗流れっぱなしですよ。
そのまま劇場まで行って、座ってからもずっと汗が止まらない。
一気に水分蒸発しちゃった感がありますな。

で、「マリー・アントワネット」観てまいりました。
感想は・・・また後日、なんて言ってると書かないまま過ぎちゃうんで、
ここに書き殴り~。

いやはやなんとも・・・凄かったです。
歌が凄いです。迫力があります。
でも・・・重いんです。ずーっと。
ホッとする場面とか、笑える場面とか、まったくないんです。
救いがないんです。ホントに。
何だか、悪いモノ全部見せ付けられたような気がします。
人間の高慢さ、浅はかさ、愚かさ、醜さ・・・それらのすべて。
ギロチンにかけられる王妃を見て雄叫びを上げる民衆たちの、
その熱気の何と異常なこと。
処刑した事で自分達の生活が良くなる、なんて感情は見えなくて、
ただただ、溜まった鬱憤を晴らせた解放感だけ。
実際、この後まだまだ断頭台で命を落とす人々が絶えない訳で、
それを思うと・・・ますます暗~くなりました。

タイトルロールの“マリー・アントワネット”が、主役。
だと思ったんだけど・・・そうじゃない?
同じイニシャルを持つ“マルグリット・アルノー”の視線で、
物語は進んでたように思います。
アントワネットが物語を作っているようには感じられなかった。
マルグリットがアントワネットに向けてずっと敵意を持ってるから、
そういう意味ではアントワネットが常に中心ではある、か。

マリー・アントワネットの不幸は、
フランス国内の情勢を正しく教えてくれる人がいなかったこと。

でも、例えば一代でも前に王妃になっていたら、
それは教えてもらわなくても全然構わないことで。
宮殿の中だけでロココの香りに包まれて、幸せでいられたよね。
『時代の歯車』なんて、そんなモノなのかも。
後世の人間はどうしても、「もしも・・・」って考えちゃいますけどねっ。

まー、とにかく、重くて重くて、
ホントにグサグサ突き刺さる舞台でした。

役者さんはホントに素晴らしかったですねー。
皆が皆、歌える方ばかりですからね。

タイトルロール“マリー・アントワネット”のカナメちゃんは、
前半はコケティッシュ、ちょっと小悪魔的な王妃って感じでした。
「王妃なんだからダイヤくらい買って当然でしょ?」みたいな、ね。
あまりにも世間知らず、市民の貧しさが全くわからない、
国のための王妃ではなく、王室のための王妃。
それが後半でボロボロになっていく姿が、何とも哀れでした。
夫から、子供から引き離され、侮辱され、
それでも最期には、短く切られた白髪を整えてから断頭台へ向かう。
その演技が、この人は最後の最後で本当の王妃になれたんだろうか、
それとも、気位だけは捨てなかったということなんだろうか、
そんな思いを抱きました。

貧しい市民“マルグリット・アルノー”はWキャストでして、
本日は新妻聖子さんでした。
いやぁ、この方はすんごいですわ!
小柄なのに、全員を引っぱってく位のパワーがある。
何より、瞳の輝きが強い。声が強い。素晴らしいです。
有名な『首飾り事件』では、このマルグリットが王妃の偽者に。
その時は、ただ王妃を陥れることしか頭にないんだけど、
だんだん疑問を持つようになって・・・
でもそれは、王妃の身の回りの世話をしたから、ではなくて、
革命派の側にいながら感じ始めてくる、という描き方でしたが。
なかなか面白い視点でしたねー。

怪しい人達がいーっぱい(笑)
中でも、錬金術師“カリオストロ”山口さんは・・・謎だらけですよ。
だってさ、パンフに『あらゆる時代を旅する』って書いてあるんだもん。
じゃあこの時代の人間じゃないじゃん(^^;)
ま、確かに、誰とも関わってなかったっけなー。
でも、どこにでも現れる。
大柄だから、いつでも視線に入ってきちゃう。
時には客席に向かって、「あっち、あっち!」と指差してる。
実に不思議な存在でしたわぁ。
でーもー、朗々と歌い上げるその声は美しかったな。ぶらぼー♪

もっとわかりやすく怪しい人が、“オルレアン公”高嶋アニ。
大体、メイクからして怖いんですよぉ。
白塗りで、ロン毛で、眉毛薄くて、下まつ毛濃くって(^^;)
何だかいかにも悪巧みしてそうなんですよねー。実際悪いんだけど。
一番怖かったのは、シトワイエンヌに化けた彼でした。

貴公子“フェルセン”は、井上よっしークン。
ほんま、えぇ声してますわぁ(*^_^*)
ちょっと若過ぎたかも!?
でも、ラストでの絶望の叫び声、あれは凄かった。
地を這うような声、とはまさにアレですね。

他にも・・・
気のいい王様“ルイ16世”石川さんとか、
狂言回し的な劇作家“ボーマルシェ”山路さんとか、
人間の良心を見るような修道女“アニエス”土居さんとか、
素晴らしい役者さんがいーっぱいいらっしゃいましたよ。

観に行っといて正解!でした(^^♪

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さぁてさて。

本日観劇の梅田芸術劇場に程近い場所に、ドラマシティが。
ここでは我らがV6リーダー、坂本さんが6月に舞台やりますね。
ってことは、フライヤーがあるのでは!?
と思い、観劇前に立ち寄って見ましたら・・・

あったよーん♪
その場で何枚か(←そんなに大量ではない、つもり)Get!

観劇後に再度寄ってみましたところ、
かなり枚数減ってました。
欲しい方はお早めに行かれた方がよいかもね~(^^ゞ

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 拍手ありがとうございます
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>玲於奈さま。

そうですか!では、こちらも保留しときますね。
相方さんにヨロシク~。

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