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生身。

連日の舞台観劇に、若干眠くなるのが早いような気が(^^ゞ
でも何とか今日中に感想書くぞー。

今日の舞台は、『The Musical AIDA』。
まだもう少し公演は続くので、隠しておきます。

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↓ 感想です。

とうこちゃんのタカラヅカ退団後、初となる今作。
だけど、タカラヅカ時代にやったことのある役柄ですね。
そしてストーリーも音楽もほぼタカラヅカ版と同じとなると・・・
懐かしさと共に、いろいろと比べてしまう(^^ゞ

やはり、大きな違いは“男役”と“男優”でしょうね。
かかとの高い靴や肩幅のあるコスチュームで大きく見せる男役と違い、
男優はその生身をさらすだけで“男”になれる。
実際、今回の作品では裸足に上半身裸でいる場面や人物が多く、
身のこなしは男役に出来ても、この野性味は真似できるものではないな、
と思わせられました。
そのせいか、《アイーダ》も少し印象が違った気がして・・・。
タカラヅカ版でとうこちゃんが見せた《アイーダ》像というのは、
男役が女を演じることで出る強さみたいなものがあったけど、
今日はその逆。か細さとか、無力さとかを感じたんですね。

弱い人間がただひたすら不戦への祈りを捧げる、みたいな・・・。

もう一点、大きく異なるのが出演者の人数。
タカラヅカは組子が何十人もいるんで、ある意味人海戦術的な(笑)
けど今日のは、例えば《エジプト兵士の凱旋》の場面で十数人。
少ないからマスゲームのようなものは作れなかったと思われますが、
アクロバットを多用した力技で、迫力は十分出ていました。
シンプルだけど、メッセージ色は強まっていたし、
見た目に惑わされずストレートに心に響く、そんな感じでした。

とうこちゃん、まずは幸先の良い再スタートですね。
変な言い方だけど、ちゃんと女になってたし、
タカラヅカ版の《アイーダ》から成長していたのが見て取れた。
まぁ、周りが本物の男だから、曲のキーを少し落としても良かったかな、
とは思いましたが・・・キーが低くなっても女性の声だし、
その方がもっと歌唱に迫力が出たかもしれません。
けど、高音も響きが美しかったし、ま、これはこれで良しとしましょ。

《ラダメス》役の伊礼君がまた、素晴らしくて!
初めて観るんですが、雑誌とかから受ける印象とは少し違い、
かなりたくましくて野性的。優男じゃない、“太さ”を感じました。
あと、動きが機敏で、高い所でもひょいひょいっと飛び移る。
身軽だけどちゃんと地に足がついているから・・・やっぱ若いね!
まさに《ラダメス》のような、将来有望な若者だわ。
きっとこの人は月ミュの男優ベスト10にランクインするね。

《アムネリス》役は、ANZAさん。
本当に歌声がしっかりしていて、ブレるところがないのがいい。
ラストの『不戦宣言』こそがこの作品のテーマだから、
ここがちゃんと説得力を持って告げられたのが良かったです。

木村信司先生の書くお話は、タカラヅカではメッセージ色が強すぎて、
「タカラヅカには合わない」「タカラヅカらしくない」と言われがち。
説教くさくても、ここまで明確にテーマを出せる人は貴重なので、
タカラヅカでも考えさせられる作品をどんどん作っていって頂きたい。
・・・思想的に行き過ぎなければ、いいんでね。

↑ 以上です(^_^)

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 昨日9月26日(土)・・・4拍手頂きました!ありがとうございます(^_^)
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