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2013年10月26日 (土)

鉈切り丸

 ~オリックス劇場 A席 2階 7列 13番~

鉈切り丸観てきたっ。
半分頭ぼ~っとして異常に発汗してたけど、何とか意識飛ばさずに最後まで観たよ!

本当にねぇ、剛つんの芝居ってスゴいのよねぇ。
どの台詞もどの演技も全て、身体中から奥の方から出てるんだよねぇ。
いやいや、観に行っておいて良かったよ。

風邪っぴきの頭で頑張って観た感想は・・・全体的に物悲しい感じ。
剛つん演じる源範頼には祝言の場面が2回出てくるんだけど、
どちらの場面もBGMが寂しいのよ。おめでたいはずなのに。
祝ってる風じゃなく、まるで葬式みたいな結婚式だったなぁ。
“滅び”に向かって生きてる範頼を象徴するかのような、
明るさが全くないお話でした・・・(u_u。)

今回の作品、シェイクスピアの「リチャード三世」がモチーフとのこと。
源氏の話は本当か嘘か、フィクションも交えてあるんだろうけど、
上手く辻褄が合うように翻案されてて、お見事ですね。
ラスト近くには、亡霊たちに囲まれ口々に責められる場面もあり、
「リチャード三世」を知っていると、おや?と思うこともしばしば。

範頼の非道さもさることながら、企んでる素振りを全く見せずに、
次の手を打っていくところなんかは、逆にスカッと潔し。
とにかく、彼には「白」い部分が皆無なんだな。
劇中で「お前は穴だ」と表現されてたように、
彼の存在自体が深い闇でブラックホールのようで、
範頼に目を付けられた人間は皆、そこに吸い込まれてしまう・・・
でも逆に、彼自身は空を飛ぶ鳶に思いを馳せる姿を何度も見せるのね。
手に入らないものを欲する範頼が、何とも切なく映るんだわ。

ラストは水を張ったセットの中でのた打ち回るような殺陣。
そして、ひたすらかっこ悪く、みじめに死んでいく。
あれだけ世の中を引っ掻き回したにも関わらず、
歴史書に名を残してもらえない本当に虚しさだけが残る男です、範頼。
しかし、あれだけハンデ背負っててよく動けるなぁ・・・。
剛つんって、『IZO』の時も思ったことなんだけど、
身体の奥底から何もかもさらけ出し、感情を吐き出す芝居をするよね。
まるで命を削るかのようなその演技には、いつも圧倒されるのです。

剛つん以外のキャストについて。
須賀くん・・・「喰いタン」の時はお子ちゃまだったのに、
まぁ大きくなって、今回義経役ですか!時の経つのは早いぜ・・・。
それから、若村さんVS麻実さんがねー、火花がマジで散ってるか!?
ってくらい、迫力っつーか何というか・・・怖かったー(((゚Д゚)))
生瀬さんは、まぁ、期待通りのおちゃらけぶりで、逆にホッとしますな。
最後に、璃子ちゃんがねー、初舞台でかなりハードな役柄でしたわ。
肉体的にも精神的にも、鍛えられたことでしょうね。ここを超えたら、怖いもん無し!?

以上っ。

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