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2016年2月20日 (土)

For the people -リンカーン 自由を求めた男-

 ~シアター・ドラマシティ 16列 27番~

ミュージカル 『For the people -リンカーン 自由を求めた男-』

いやー・・・すっごいわ。派手な舞台じゃないけど、圧倒されたわ。
こないだ観た花組さんは全体的にぽわぽわした人ばかりだったけど、
こちらは何つーか、やたら熱い人たちばかりと言うか(^-^;
主演は専科のイシくんなんだけど、周りを固める花組生の皆さんが、
負けないぐらいのパワーで、熱く血をたぎらせてる感じなのよね。
まぁ、題材が重めの史実だからってのもあるんでしょうけど・・・
現代まで続く社会問題をストレートに押し出す物語だったからね。
そんな問題提起の意味合いもあり、物凄いパワーを感じる舞台でした。

で、最後のこと先に書いちゃうけど、涙がだ~だ~流れました(;ω;)
そもそもセットが階段状でそれを角度変えたりくっ付けたりしてるのが、
面白いなぁこれ、って思って観ていたんですけどもね。
それがラスト、出演者の手によって赤い布が1段飛ばしで敷かれ、
その画が「あ!アメリカ合衆国の国旗だ!」と思った瞬間、じわ~っ。
そして、リンカーンの暗殺場所に民衆が集まって弔意を示すのを見たら、
もう涙が流れて流れて・・・んで、そこからの主題歌!
有名な演説の文言を力強く歌われちゃあ、たまりませんわ。

まぁ、何と言ってもイシくんですよね!本物がそこにいます的な。
しかし、いつもレット・バトラーとして「南部のために!」と叫ぶのに、
今回はその南部と戦う役どころってのが、何か変な感じだね。
あごヒゲが似合うこと似合うこと。違和感なんてまったくございません。
あと、イシくんの好きなトコはねぇ、前半の青年時代の声色の若さと、
後半の堂々とした大統領ぶりとの演じ分けが完璧なとこだな。
どっしりとした男役像は、まぁ学年的にも出来て当然ですけど、
若い頃ってのも花組の下級生に混じって浮いていないからね。
やっぱりイシくんは巧いんですよ。何もかも。
一つ指摘するとすれば、このところ声がハスキーになりがちなんで、
それが公演を重ねての疲れなのか、日常的にそうなっちゃってるのか、
若干気になるところではありますな。

専科・イシくんの演技を受けて立つ花組の皆さんですが、
ヒロインのゆきちゃんを始め、あきら君、ふじP、レイ君、マイティー・・・
いや、もう、みーんな良い!熱い!
中でもマイティーの死にっぷりが凄くてビックリした!Σ(゚д゚;)
何てったって、階段に倒れ込んで逆さまになるんだもんなー。
マイティーの“本気”を見たよ・・・圧倒されました。

ドラシテだからなのか、題材にもよるのか、男性率が高い気が。
硬派なストーリー展開だったので、その層にも見応えあったのでは?
タカラヅカもなかなかやるでしょ、みたいな気分( ̄ー+ ̄)

以上ですっ。

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