« 戸惑いの惑星(東京) | トップページ | 戸惑いの惑星(大阪) »

2017年2月18日 (土)

王妃の館/VIVA! FESTA!

 ~宝塚大劇場 B席 2階 10列 45番~

ミュージカル・コメディ 『王妃の館 -Chatear de la Reine-』

最初聞いた時には「ふむふむ、映画になってたあれを舞台化するのね」
ってくらいにしか思ってなかったんだけど、観てビックリ。
むしろ、よくこれを映像化できたねぇ、と思いましてね。
映像よりも舞台向きじゃないのかな?設定が。
だって、フランス旅行してルイ14世の亡霊が出てきて喋って、って、
タカラヅカだからきらびやかなコスチュームも外国人も普通だけど、
その辺、映画ではどうなってたんだろう?会話通じてる?
・・・映画観てないから何とも言えませんが、映像だと違和感ありそう。

もう一つ、コメディーだと聞いていたのでドタバタ劇で無理して笑う、
そんなことになってたらキツいんだけどな~、と心配してましたが、
自然に笑えて突っ込めて、そして気付けば涙が出て来るという、
何とも温かい作品を見せてもらえましたねぇ。
奇抜な設定の中にしっかり描かれた愛情のいろんな形が、
そこかしこに隠されていてふわっと浮かび上がるのが良くて、
いやぁ、タカラヅカでやってくれてありがとう!って感じですわ。

キャラクターが皆さん濃い!特に“男性”陣が見事なまでに濃い!
“北白川右京”まぁ様のエキセントリックな感じってのがね、
なかなか見られない、怪演と言えるんじゃないかな?
そんな彼を御するようなツアコンのみりおん、美しかったなぁ~。
ここに乱入?するルイ14世ゆりかちゃんが真面目にすればする程、
何とも言えないおかしさが出ていて、最高なんだよね。

みりおんの部下のずんちゃんがこれまた素晴らしく頼りなくて良し。
あと、警官のさやと君に迫るニューハーフりく君がキレイ過ぎですわ。
あいちゃんは成金オヤジにしては若いかな~って感じだったけど、
ズレまくるヅラにおろおろする姿とか、弾けた役多いねぇ最近。
そろそろ超かっこいいところも見てみたいものです。

心中を画策するすっしぃさん・あおいさん夫妻の演技と、
二人の恩師ヒロさんの心のこもった台詞に思わず涙。
“苦しい時こそ笑いなさい”で客席中にすすり泣きが広がりました。
作家が主人公ってことで、バックステージ物でもあるんだろうけど、
この場面があることで一気に人情味を含んだ物語になりましたよ。

スーパー・レビュー 『VIVA!FESTA!』

タイトルからして、お祭り!なんてすけど、全体がそうではなくて、
意外にオーソドックスな感じ・・・場面の流れは定番に沿ってたかな。
大きなところで中詰めのよさこいソーラン節が相当力入ってて、
あれはテンション上がりますな。日本人は太鼓の響きでグッと来る。
しかし宙組でソーランって前にもあったよなぁ、懐かしいなぁ、
と思い返してみたら、あれは『ミレニアム・チャレンジャー』でしたか、
えぇっ!?ということはもう17年前!?・・・うわー。
そんなに経ってるなんて、信じたくないわぁ。

オペラグラスで観ていて、ん?あの子何だかゆーひさんに似てる!
と思ってよくよく見てみたら、ずんちゃんでした・・・マジ驚いた。
そう思うと声も何となく似てるし、あれれ?もしかして、好みかも。

そして!今作がみりおんの卒業公演でございますな。
デュエットダンスの時のリフトが相変わらずすごいなー。
お互いの信頼度があそこに現れるからねぇ、お見事でした。

帰宅する間、帰宅してからも頭の中に流れまくる主題歌・・・
ビーバビバビバフェスタ、フェスタ!に今も占領されております。
おしまいっ。

« 戸惑いの惑星(東京) | トップページ | 戸惑いの惑星(大阪) »

タカラヅカ」カテゴリの記事

宙組」カテゴリの記事