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2018年2月14日 (水)

うたかたの恋/Bouquet de TAKARAZUKA

 ~中日劇場 A席 1階 16列 48番~

ミュージカル・ロマン 『うたかたの恋』

お芝居の方は、タカラヅカの名作『うたかたの恋』。
口ずさむと、こ~い~♪で身体を反らすあの振付を思い出す訳ですが、
実際に私が舞台で見たことがあるのは、過去に1回だけ。
月組のマミさん・檀ちゃんVer.しかないはずなのですが、
TVでは何回も観てたんだろうなー、物凄く印象深いのです。
それを今回こうしてまた観ることができて、いやぁ嬉しい。

ベニさんの“ルドルフ”は、ポスターからも伝わるように、寂しげで。
前半では、明るく振る舞うのが単に逃げてるだけに見えたけど、
後半、あーちゃんの“マリー”といる時の穏やかな表情とか、
見ていて「ホント、良かったね・・・」と思える、いい顔してた。
ラストはあーちゃんが涙をこぼしてたんだろうな、
寝かしつけた後でベニさんがあーちゃんの目元に指をなぞらせて、
それを見た瞬間、はぁぁ・・・(´;ω;`)ってなりましたよね。
ベニさんはそれより前、皇帝に詰め寄る場面で目に涙を溜めてたっけ。
泣くほどの怒りって・・・相当な絶望感を見られた気がしました。

マリーのまっすぐさがいいんだな、これまた。
ルドルフにとって、ようやく見つけた癒しの場所がマリーでしたけど、
マリーにとっては、憧れの存在でただただ一緒にいたいと思える人、
それがルドルフだった、ただそれだけのこと。
だからマリーには悲壮感がまったく感じられませんでした。
迷いなく、一途にルドルフだけを見つめ続けるいじらしさ、可愛かったぁ。

タカラヅカ・レビュー 『Bouquet de TAKARAZUKA』

ショー作品は、回数重ねるとホントに耳にも身体にも馴染んでくるなぁ。
今回メンバーが結構若手だらけで、この機会に前に出て!ってね、
もう、それがいかにも頑張ってます的な雰囲気で、微笑ましいのよ。
特にラインダンスがさ、人数少ないけどパワーはあるよ、って感じで、
また大劇場よりも近くで見られるから、いいんだよねぇ。

で、やはりスパニッシュの場面でのベニさんソロが好きでしたな。
普通の歌じゃないところがいい!芝居がかってるのがいいのよ。
それと、フィナーレの「花夢幻」3組デュエダンが素晴らしい!
カチャの歌声がまた切なくてねぇ・・・って、曲中にふと見上げると、
これで見納めになる中日劇場への思いと歌詞が妙にリンクしちゃって、
何だか涙が出ちゃったね。“夢に散りゆく花”がこの劇場に思えたの。
今まで色んな作品を見せてくれて、ありがとうございました、
という思いがこみ上げてきたのでした。

これにておしまい。

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